DVDジャケットを作る

さて、我が家はそろいも揃って映画が大好き。
けど、DVDを買う、ということはほとんどない。
棚にはそれなりにDVDが並んでいるのだけど、たいていはコレクターの人が「いらないから、好きな物持ってって」と言ってくれたもの。

とはいえ、衛星放送などで映画をエアチェックして、これは保存版だ! という作品もやはりあるわけで、そういうものはせっせとDVDに焼いて保存しておく。
で。
本日は息子くんが「保存版にしといて!」と言っていた2本の映画をDVDにする。
一本はテレンス・マリック監督の『ニュー・ワールド』で、これは息子くん、劇場で見た時に「心が震えた」と感想を述べていた作品。これがマリック初体験だった彼はその後、親に隠れてこっそりと真夜中にひとりで『シン・レッド・ライン』を見る、という好意に及ぶことになる。
そしてもう一本は『ナイロビの蜂』で、息子くん曰く「アフリカ物に外れはない!」とのことで、これがいまのところ、今年観た映画(映画館、DVD、テレビ放映すべてひっくるめて)のベスト3に入るらしい。

高校二年生なんだから、もうちょっとドンパチだったりド派手なアクションだったりに目が行くのかと思ったら、そういうものはあくまで「その場の楽しみ」としては見るけれど、保存しておきたい、とまでの気持ちにはならないらしい。それで我が家の保存版映画は基本的に社会派や文芸物が多くなる。
(ぼく自身は映画をやっているならとりあえず何でも見るよ、というスタンスなので、とりたててこれを保存しておきたい! という欲求はあまりない。これを逃すと後で中々見られないぞ、という昔々の白黒映画なんかは保存しておくけどね)

そんなこんなで、保存したはいいけど、いざ見ようと思った時に捜すのが大変、というのも困るのでDVDにしたらちゃんとジャケットも作ります。
今回はこんな感じ。

でもこうやって保存したはいいけど、まだ見てないものもたくさんあるんだよね。

昔、せっせとビデオやレーザーディスクを買っていた時期もあるんだけど、それもやっぱり買ったことに安心して一回か二回見たっきりで仕舞いっぱなし、ということがあったので、世の中がDVD一色になった時、それを出るそばから買って行く、というようなことはしなくなりました。
そしてたいていの映画はエアチェックした物を観たら、見終わった途端に消去、ということにしています。
まわりにコレクターの方がたくさんいるので、もし「どうしても見る必要がある!」という場合は「見せて〜」とお願いしたりもするけどね。

ちなみに息子くんの、現時点での今年のベスト三本の、残り二本は『ダークナイト』と『つぐない』だそうです。