バナナですが

何でもテレビで朝バナナ・ダイエットを紹介する番組をやったらしく。
どこのスーパーでもバナナが売り切れ! という状態が続いているらしく。

それはとても困る。
我が家ではもう三年近く、朝はフルーツ・生ジュースを飲んでいるので、バナナは朝食における必須アイテムだからである。
ところがこれが入手困難となり、
ワタクシに「バナナみつけたら買ってきて!」という司令が出る。
が。
ワタクシみたいに「恰幅のいい(昔は太っている人に対してもホメ言葉があった)」人間が、いまバナナなどを買おうものなら
「あ。朝バナナダイエットする気なんだわ。やあねえ。痩せたってそんなに見栄えが良くなる男でもないのにねえ。それともメタボ対策かしら」
などと思われるに決まっている。
なので、とてもスマートな息子くんに「君が行きなさい」と下請け丸投げする。

さて、朝バナナはバナナを食べるだけではなく、同時にたくさん水を飲む必要があります。
なので水でお腹いっぱいになるので、当然、そのぶんだけ食事の量も減り、体重も減るのでしょうが、単に食事の摂取量を減らすだけではなく、必須栄養素はしっかりと体に入れてあげないと、痩せたのではなく、やつれた、という状態になりますから、みなさまお気を付けくださいませ。何しろ健康にとって「必須」ですから。

また、カロリーを抑えれば痩せられる、というのも「温暖化の原因はCO2」というのと同じ「偽情報」ですから、惑わされないようお願いします。

カロリーは熱量の単位です。人間の体は熱量では太りません。

太る素は脂肪分と糖分の摂取過剰が原因だったりしますが、脂肪というのは日々の食事のさい、体に取り込まれたり、体の中で合成されてしまったりした毒素を「とりあえず溜めておく」場所でもあります。
だから
そういう毒素を体内にたくさん抱えている人は、その毒素が体に巡ったりしないよう、
脂肪という「毒素の留置場」を作る必要に迫られ、脂肪分の多い食事を取るよう、脳が指令を出したりします。
なので
「どうしてもラードを口に頬張りたい!」
という欲求が捨てられないとしたら、それは体内にそれだけの毒素が蓄積されていて、
体は生命維持のため、脂肪を摂取しようとしているのかもしれません。
ストレスで太る、という人も多いですが、
ストレス=生命の危機、ですし、ストレスによって細胞の新陳代謝が悪くなることもありますし、
そうなると、やはり体内に毒素はたまって行きますから、体は脂肪を増やすことで毒素をその中に吸収しようとします。

というわけで、朝バナナ・ダイエットに取り組んでいらっしゃる皆様、どうぞ「毒素排出」ということこそがカロリー計算よりも効果的なダイエット方法なのだと知っておいて下さいね。

アロエベラとかゼオライトとか、そういう毒素排出にめざましい効果があるものを体内に取り入れることで「痩せた!」という人が多いのは、そういうことです。
まずデトックス。
これが「どんな食べ物にも毒が入っている」という現代の食生活を強いられているワタクシたちに必要なことなんだと思います。

などと理屈はわかっているのに、いっこうに体重が減らない私が言ってもぜんぜん説得力がないですけど。
と言いつつ、アロエに加えてゼオライトを体にいれはじめてもうすぐ一ヶ月。体重は3キロ減です。
とはいえ、ワタクシのような体型の人間は3キロ〜7キロくらいまでは平気で増減し、見た目も変化がありませんから、今後の推移に要注目です。