四半世紀

現在企画を進めている映画で
重要な役所を演じてくれる役者さんを捜していたプロデューサー氏からメールがきた。
藤竜也さんから出演を前向きに検討するとの返事を貰った、とのこと。

思い起こせばぼくが「史上最低のAD」と呼ばれながら仕事をしていたTVドラマで、主演俳優だったのが藤竜也さんだった。
あの時、まるっきりのぺーぺーであるにもかかわらず主演女優様の演技にダメだしをしたり、ロケ地の写真を撮ってこいと言われて、けれどその場所がイメージに合わないとして、別の場所を探し回って中々戻ってこなかったりと、本当に迷惑なADであった。
「お前、変わった奴だな」と藤さんにも呆れられたのを覚えている。

もしスケジュールなど、行政的なことがクリアできて、藤さんにご出演していただくことが決まったら、久しぶりにお会いできるかも。

まあ、向こうは覚えてはいないだろうけど。
だって、25年も前の話だもの。