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沈まぬ太陽

の試写を見せていただきました。
今日(昨日か)だということをすっかり忘れておったのですが、出先にプロデューサー氏から、「席確保してありますから」と昼過ぎに電話を貰い、あわてて家までいったん戻って、試写状探して、また有楽町まで出かけました。

映画は3時間半もある大作で、海外ロケもふんだんで、渡辺謙をはじめとする豪華俳優陣も壮観でございました。
途中でインターミッションが入るのはご高齢の観客を狙っている証でしょうね。

さて、映画についてですが、原作は未読なんだけどきっと面白いんだろうな、と思いました。
せっかくのアフリカロケなのに、広大なサバンナが絵としてのスケール感を出せていないのがもったいないな。

オスタカヤマとか大阪行きの飛行機とか、圧力隔壁とかしりもち事故とかボーイング社とか昇魂之碑とかいろいろ出てくるのに「この物語はフィクションであり、人物、団体は」とか出てくるところが変でした。(まあ、そう言わなきゃいけない事情はわかりますけど)
それに、この墜落事故の本当の原因は圧力隔壁なんかじゃないってことはわかっているのに、それでも「すべてはこの航空会社の安全への配慮が足らないせい」というお話になっているのは、作っているほうも心苦しいでしょうね。この事故に関してだけは自分たちのせいじゃないのにすっかり悪者にされてる航空会社さん、可哀想です。
最終的にはANAの下に入るってな噂まで出ているこの航空会社さん、この時期にさらに客足が遠のきそうなこの映画が公開されるわけで、踏んだり蹴ったりですね。
だから、社名をど真ん中からぶった切るような、あのマークはすぐさま変えた方がいいって、前から言ってるじゃないの。

そして、この映画を見ていちばん強く思ったのは「IN MEMORY OF 山田辰夫」って出してくれよ! ってことでした。