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民放のゴールデン・タイム

ご存知のように我が家ではほぼ民放にチャンネルが合わされることはないのですが、先日、友人たちが集まるホームパーティで、テレビが映っていた。
大戸屋とすぱじろうとステーキのけんと日高屋の定番メニューでどれが一番人気あるのか、というのをやっていた。
このクイズとも情報系ともバラエティともつかない番組が、さして盛り上がることもなくダラダラと続けられていて、時計を見たら、まさにゴールデン・タイム。
そうか。
これじゃあ、テレビが売れないと言って大手家電メーカーが傾いても仕方ないね。
見るべきものを放送してないんだもの。

ひと昔前なら同じ番組でも
帝国ホテルとホテルオークラとペニンシュラとホテルオータニの、それぞれのランチメニューで一番人気はどれか、だったんじゃないのかな。
その前は
ニューヨークの老舗オムレツ屋とモン・サン・ミシェルのオムレツ、オーストリアのオーガニック農場のオムレツ、どれが一番美味しいか、なんてのをタレントが現地に飛んではしゃいでレポートしていたんじゃないのかな。
最近はタレントが現地に飛ぶ予算もないのか、ディレクターがカメラの前でボソボソ喋ってるのを見てスタジオのタレントが茶々を入れるって感じらしい。

それを見て、それも面白いとか視聴者が言っていたら、もう二度とお金をかけた番組作りなんかしなくなるだろうね。
あ、これでもいいんだ。って作ってる側は思っちゃうからね。
でも、視聴者は納得してないから、テレビを観なくなってるんだよね。

そういう時こそ、弾けた番組が生まれるチャンスだけど、弾けた番組というのも好景気でみんなが浮かれてる時じゃないと無理なのかもしれないな。

テレビはいま、団欒ではなくて個を相手に作った方がいいとも思う。
海外ドラマとか、そういう作り方してるし。
書斎でひとり楽しむ本格ミステリー、本格SF、あるいはヘッドホンでじっくり楽しむジャズやクラシック。
そんな品質にこだわる物が世界マーケットで勝負してる。
みんなに受ける、ではなく、誰もわからないすごさがあなたにはわかりますよね、とそういう番組は言ってる気がする。

と、とりとめなくテレビについての雑感を書いてみる。
written by iHatenaSync