WALL・E

さて、今年も初詣の代わりに映画詣をしまして。
見に行ったのが、WALL・E でした。

初笑いのつもりだったのに、これが思いの外、笑いの少ない作品だったので驚きました。
地球文明壊滅後、生き残ったのがAPPLE社製のゴミ処理ロボットとゴキブリ(名前はHALだそうで)というのが、笑っていいんだか「うーむ」とうなればいいのか難しい設定だしね。
しかも、地球壊滅に追い込んだ原因らしい大企業の名前が《BNL Buy and Large》、つまりは《大量消費》が世界を滅ぼした、と語られ、地球は成層圏までゴミの山だと描かれる。
笑えばいいのか、うなればいいのか、これも難問でございます。

というわけで、今年の一本目は、結構社会派なアニメだったのでした。
そして、勧善懲悪がエンターテインメントだった時代が終わり、これからは歌とダンスの時代になると、そんな気配も感じさせてくれるのでした。

というわけで、本年もよろしくお願いいたします。

今日のお月様は、にっこり笑顔で、夜空を見上げるこちらも同じようににっこりとしましたよね♪